ニューヨークを舞台にした「KISSing ジェシカ」というコメディ映画を観ていたら、オープニングとエンドクレジットでブロッサム・ディアリー(1926〜)のヴォーカルが2曲流れたので、急に彼女のアルバムが聴きたくなって、どうせだったらと同じ曲が入っているアルバムを探したら、“May I Come In”となった訳。これはブロッサムがキャピトルに移籍してリリースした最初のアルバム。いかにもニューヨーク的というのか、カマトト・キュートな彼女の声が聞こえると、もうなーんもしたくなくなる。
[ブロッサム・ディアリー(Blossom Dearie)「Blossom Dearie」(1956、59年)]