夜ごとの美女

sleepyluna.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

2008年 11月 16日 ( 1 )


2008年 11月 16日

ジーン・シモンズ(Jean Simmons)「スパルタカス」(1960)…①

日本のジャズ・シンガー、akikoの2ヵ月連続リリース・アルバム・第1弾と銘打ったCD「What's Jazz ?-STYLE-」の中に、アレックス・ノースが書いた“スパルタカス~愛のテーマ”が入っていて、それをたまたま耳にし、コレは何かの縁と、未見の映画「スパルタカス」をついに観ることにした。別にこの映画、避けていたわけではないのだが・・・。主演のカーク・ダグラスが自らのプロダクションで制作し主演したワンマン映画で、当初アンソニー・マン監督でクランクインしたものの、途中降板。その後釜にとカーク・ダグラスにより白羽の矢を立てられたのが若きスタンリー・キューブリックだった。しかし、ことはキューブリックの思惑通りには行かなかったようで、彼は死ぬまでこの映画を自分の作品とは認めなかった。とは言うものの、この映画の成功をきっかけにキューブリックは有名監督の仲間入りを果たしたわけだが・・・。いずれにせよキューブリックは曲者、カーク・ダグラスには「キューブリックは才能あるクソッタレだ!」と言われたそうだが、どっちもどっちと言う気がしないでもない。
さて肝心の作品の方は、やはりくさっても(?!)キューブリック!3時間を超える長丁場をスペクタクルシーンはもちろんのこと、スパルタカス(カーク・ダグラス)と今宵の美女、ジーン・シモンズ演じるバリニアとのロマンスや男たちの確執を高密度で魅せてくれる。ローレンス・オリビエ、チャールズ・ロートン、ピーター・ユスティノフ、それに勿論カーク・ダグラスといった大物男優を向こうに回し、我がジーン・シモンズは円熟の、しかも当時としては体当たり(?)な演技で気を吐いている!


[ジーン・シモンズ(Jean Simmons)「野郎どもと女たち」(1955)]
[ジーン・シモンズ(Jean Simmons)「シーザーとクレオパトラ」(1945)]




e0042361_2233288.jpg

この養成所で働く女奴隷たちにはもう一つの務めが・・・

e0042361_22331885.jpg

スパルタカスの相手をすることになったバリニアは・・・

e0042361_22532381.jpg


e0042361_22533899.jpg


e0042361_22535150.jpg

ジャン・コクトーの素描画を思わせるカーク・ダグラスの横顔!

e0042361_2254657.jpg


e0042361_22542041.jpg


e0042361_2302820.jpg


e0042361_2305168.jpg


e0042361_2311070.jpg


e0042361_231232.jpg


e0042361_2313742.jpg


e0042361_232260.jpg


e0042361_2321756.jpg


e0042361_2323271.jpg


e0042361_2325033.jpg


e0042361_2341612.jpg


e0042361_2343528.jpg


e0042361_2344979.jpg


e0042361_2353648.jpg


e0042361_2355747.jpg


e0042361_2361324.jpg


e0042361_2362780.jpg


さて上映時間20分を過ぎた当たりの、グラディエーター養成所に連れてこられたトラキア人奴隷のスパルタカスが、自分にあてがわれた女奴隷のバリニアに心惹かれるも抱くことをしなかった3分26秒のこのシーンでは終始、切なくも美しいメロディーが背景に流れていて、これがお馴染みのアレックス・ノース作曲“スパルタカス~愛のテーマ”。このメロディはその後、スパルタカスとバリニアの愛のテーマとして、何度も耳にすることになる。
と言うわけで、このボクのお気に入りの曲のベストは、ビル・エヴァンス・トリオがフルートのジェレミー・スタイグと共演したアルバム「What's New」で聴ける!



e0042361_23184411.jpg


e0042361_2319140.jpg


by nightly | 2008-11-16 21:00 | 英吉利の女優 | Comments(8)