夜ごとの美女:墺太利のモデル
2010-01-15T23:34:40+09:00
nightly
夜ごと逢瀬を重ねる美女たち。この至福のひとときを内緒にするか見せびらかすか。中年オヤジの歪な愉悦!…そして、今夜のお相手は…?
Excite Blog
ヴァリー・ノイツィル(Valerie Neuzil)(1894〜1917)
http://sleepyluna.exblog.jp/11969803/
2010-01-15T21:00:00+09:00
2010-01-15T23:34:40+09:00
2010-01-15T23:34:40+09:00
nightly
墺太利のモデル
ものの弾みにあと3人選ぶとするとオディロン・ルドン(Odilon Redon/1840〜1916)、サム・フランシス(Sam Francis/1923〜1994)、フリーデンスライヒ・フンデルトワッサー(Friedensreich Hundertwasser/1928〜2000)ということになろうか。
さて、シーレネタなどと口が滑ってみたものの、だがしかし、あくまでもここは「夜ごとの美女」、シーレにゆかりの美女でなければ趣旨に反する・・・と言うわけで、シーレをシーレたらしめた運命の女、年がずっと離れた友人でもある絵の先輩グスタフ・クリムト(Gustav Klimt/1862〜1918)から譲り受けた(?!)モデル、ヴァリー・ノイツィル降臨!であります。
ところでシーレの写真は数多残されているが、肝心のヴァリーの写真はほとんどなくて、仕方がないのでシーレが彼女をモデルにして描いた絵から想像の翼を拡げて、ヴァリーの人となりをイメージすることにしよう・・・。
[モンパルナスのキキ]
ヴァリーはシーレの絵のモデルでもあり恋人でもあったわけだが、シーレが後に結婚するエディットに心が移ったのを察してシーレのもとを去ってゆく。
このヴァリーを描いた最後の作品「死と乙女」(1915)はシーレのヴァリーに対する罪の意識が色濃く反映され、自身の投影と思われる男の顔は暗くどんよりしている。
因みにクリムトはヴァリーをこんな風に描いていた・・・。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/