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2005年 12月 31日

ビヴァリー・ケニー(Beverly Kenney)「ライク・イエスタデイ」(1959年)

好きな女性ジャズボーカルのアルバムを3枚選ぶとすれば、昨夜のダイアナ・クラールの「ザ・ルック・オブ・ラブ」、アナ・マリア・アルバゲッティの「アイ・キャント・レジスト・ユー」、そしてビヴァリー・ケニーの「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」。なにしろ リピート愛聴盤としてはこの3枚がボクの中ではダントツだから。なかでもビヴァリー・ケニーは文句なしに溺愛している。なんと言ってもこの世に6枚きりのアルバムしか残されていないのだから・・・。
この「ライク・イエスタデイ」はビヴァリーが最後に吹き込んだアルバム。スモールコンボをバックに可憐なハスキーボイスで軽快に歌っている。
[ビヴァリー・ケニー(Beverly Kenney)「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」(1958年)]
[ビヴァリー・ケニー(Beverly Kenney)「シングス・フォー・プレイボーイズ」(1957年)]

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by nightly | 2005-12-31 21:00 | 亜米利加の歌手 | Comments(0)
2005年 12月 30日

ダイアナ・クラール(Diana Krall)「ザ・ルック・オブ・ラブ」(2001年)

この時期は、せわしなさと寂寥が一緒くたになって、ボク的には一番厭世的になる確率が高い。だから、こういう夜にはなにも考えず、安心して音楽の中に埋もれるお気に入りのアルバムを聴くことにする。で、選んだのはこれ。実はダイアナ・クラールを最初に耳にしたのがこのアルバムであり、ボクの中ではいまだに彼女のベスト・アルバムだと信じている。軟弱でも何でも良い。この心地よさは冬の日の縁側に干した布団の匂いのようで、ただ黙って包まれていればよいのだ。
[ダイアナ・クラール(Diana Krall)「オンリー・トラスト・ユア・ハート」(1995年)]

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by nightly | 2005-12-30 21:00 | 加奈陀の歌手 | Comments(0)
2005年 12月 28日

シモーネ(Simone Kopmajer)「ムーンライト・セレナーデ」(2003年)

すでにセカンドアルバム「ロマンス」(2004)を紹介済みのシモーネのこれはデビューアルバム。超スタンダードの「二人でお茶を」や「枯葉」からレノン/マッカートニーの「フォー・ノー・ワン」、スティングの名曲「フラジャイル」と選曲のセンスが新人らしからぬ多彩さで、それだけでも嬉しくなってしまう。最後の「サヴォイでストンプ」で心も体もホットになって、今夜は良い夢が見られそう。
[シモーネ(Simone)「ロマンス」(2004年)]

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by nightly | 2005-12-28 22:58 | 墺太利の歌手 | Comments(0)
2005年 12月 27日

レネ・マーリン(Lene Marlin)「プレイング・マイ・ゲーム」(1998年)

「北のパリ」と呼ばれるトロムソは北極圏に属する。夏季は一日中太陽が沈まない日が続き、冬季は逆にまったく太陽が昇らない。そして時折神秘と幻想が彩なすオーロラが天空に翻るという。ボクには想像もできないようなそんな自然環境の中でレネ・マーリン(1980〜)は生まれ育ち、この天使の贈り物のようなアルバムを生み出した。残念ながらまだ3枚目のアルバム「ロスト・イン・ア・モーメント 」は聴いていないが、ひとまず楽しみを少し先送りにして、改めてこのデビュー・アルバムのすばらしさを味わい尽くすことにしよう。

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このあどけなさの残る少女が、すでにして成熟した音を紡ぎ出している!

by nightly | 2005-12-27 23:22 | ノルウェーの歌手 | Comments(0)
2005年 12月 26日

アイリス・ケネディ(Eilis Kennedy)「タイム・トゥ・セイル」(2001年)

今日、用があって横浜へ行ったついでに新星堂で何枚か試聴した中で特に気になって購入したアルバム。クリスマスの宴の後の、寂寥のような人工光に包まれて聴いたアイリス・ケネディは、何故か懐かしい想い出の中の風景のように、心にしみた。人は今一度、自然に対し畏敬の念をもち、自然のリズムに共鳴するように日常の営みを大地に同化させる覚悟が求められている、と、アイリスに問われているような気がした。

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by nightly | 2005-12-26 23:18 | アイルランドの歌手 | Comments(0)
2005年 12月 25日

川井郁子(Ikuko Kawai)「嵐が丘」(2005年)

川井郁子(1969〜)はますます彼女自身の情念を奏でることに没頭しているように見える。先日たまたま目にした朝のテレビのワイドショーでは結婚のこととか、素直にその喜びを語っていたが・・・。
このジャケットを見よ!成熟したおんなの自信に満ちた佇まいに、ボクはうかつにもその罠にはまってしまった!
[川井郁子(Ikuko Kawai)「インスティンクト」(2002年)]
[川井郁子(Ikuko Kawai)「オーロラ」(2004年)]
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by nightly | 2005-12-25 22:38 | 日本の楽器奏者 | Comments(0)
2005年 12月 24日

ヘイリー・ウェステンラ(Hayley Westenra)「オデッセイ」(2005年)

“天使の歌声”という惹句に弱いボクはこれまで何度かそれに惹かれてCDを購入したが、たいがい「ホントかよ?!」という結果に終わることの方が多かった。ところが偶然手にしたヘイリー(1987〜)のファーストアルバム「ピュア」(2003年)は、まさにそのコピー通りで、ボクは限りなく天使に近い歌声を耳にしたのだった。そして、2歳おとなの女に近づいたヘイリーはさらに純度を高め、ボクらの前に再び舞い降りたのである。
今回も多彩な選曲だが、多分、ヘイリーはどんな曲も天使の歌声に変えてしまう、それが彼女の才能の正体であるような気がする。

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随分大人っぽくなりましたねー・・・。

by nightly | 2005-12-24 21:00 | ニュージーランドの歌手 | Comments(2)
2005年 12月 23日

Sara Gazarek「Yours」(2005年)

久しぶりに新人の女性ジャズボーカルのCDをクリスマス商戦でごった返す、が、ここだけは比較的閑散としたHMV横浜店のJAZZのコーナーで試聴して購入。Sara Gazarekは23歳でシアトル出身。年齢の割には落ち着いた雰囲気で、ジョシュ・ネルソンのピアノトリオをバックにピアノのジョシュが提供した曲や彼女自身の作詞によるオリジナルから、レノン/マッカートニーの「ブラックバード」やジョニ・ミッチェルの名曲「サークル・ゲーム」、そしてコール・ポーター、アービング・バーリンなどのスタンダードをストレートに歌っていて、なかなか好ましく、これからが楽しみな女性ジャズボーカリストである。

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by nightly | 2005-12-23 23:00 | 亜米利加の歌手 | Comments(0)
2005年 12月 21日

シーナ・イーストン(Sheena Easton)「No Strings」(1993年)

先日のリンダ・ロンシュタットの「What's New」もそうだが、ポップスやロック系の歌手が歌うジャズやスタンダードもなかなか興味深く、味わい深いものがある。1980年代のポップス・クイーン、シーナ・イーストン(1959〜)のこのアルバムもボクの愛聴盤の一枚。ショートカットのちょっと突っ張ったモダン・ガールのイメージから一転して、1950年代のハリウッド女優のようなゴージャスな姿態でスタンダードの名曲をセクシーに歌っている。
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by nightly | 2005-12-21 23:14 | 英吉利の歌手 | Comments(0)
2005年 12月 19日

リンダ・ロンシュタット(Linda Ronshtadt)「What's New」(1983年)

いまさら言うまでもなく、ネルソン・リドルのオーケストラをバックにリンダ・ロンシュタット(1946〜)が1920〜40年代のポップス、ジャズのスタンダード・ナンバーに挑戦した3部作の最初の1枚。張りのある豊かな声量でストレートに歌うリンダは、いつ聴いても飽きることがない。

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かつて日本企業が世界の覇者たらんと、その旗頭だった頃の今は遺品となったソニーのウォークマンがさりげなく小物している。
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この美貌はギタリストだったメキシコ系の父親とオペラ歌手志望だったというドイツ系の母親から譲り受けたもの。

by nightly | 2005-12-19 22:57 | 亜米利加の歌手 | Comments(0)