夜ごとの美女

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2006年 02月 27日

マイーザ(Maysa)「マイーザの世界へようこそ No.2」(1958年)

友人に紹介され、ボクとしては目から鱗の、ブラジルが生んだ不世出のサンバ・カンソンの女王マイーザ(1936〜77)の、これは初期の最高傑作といわれているアルバム。ボサ・ノヴァ以前のサンバ歌謡って、こんなに濃密な音楽だったんだと認識を新たにした。特にアルバムの中では彼女の自作曲「不幸な幸せ」がセンチメンタルで美しく、ボクの一番好きな曲だ。マイーザはブラジルの大富豪の御曹司の玉の輿に乗るも、音楽と出逢うことによって、彼女の人生は一変する。離婚のストレスからアル中になったり、肥満になったり・・・、結局、酔っぱらい運転の自動車事故で40歳の若さで、死んでしまう。このアルバムジャケットのマイーザの眼差しには、やはり何故か死のイメージがつきまとっているような気がする。

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# by nightly | 2006-02-27 21:00 | 伯剌西爾の歌手 | Comments(4)