久しくメインストリームなジャズヴォーカルを聴いていなかったなーと、そんな気分で今朝の新聞の片隅に、クリス・コナーが8月29日、81歳で癌で亡くなったと言う記事を見つけた。
と言うわけで、初秋の宵、開け放した窓から聞こえる虫の音も構わず、ゆったりと腰を据えてクリスの低く五臓六腑に染み渡るようなハスキーヴォイスを堪能することにした。
先ずはマンデル・ロウの粋なギターをバックに、まったりと名曲“Moonlight in Vermont”から始まるアトランティックの名盤「CHRIS CRAFT」から・・・ひっそりと冥福を祈りながら。
[クリス・コナー(Chris Conner)「ジス・イズ・クリス」(1955年)]
[クリス・コナー(Chris Conner)「クリス・イン・パーソン」(1959)]