ブリット・エクランド（Britt Ekland）「紳士泥棒／大ゴールデン作戦」（1966）①

ピーセラを巡る美女、いよいよ本命の登場は、一時期ピーセラの正式な奥さんをやっていたブリット・エクランド（1942〜）。
ピーター・セラーズ演じるは怪盗フォックス（キツネ）と異名をとる詐欺師アルド・バヌーチ。もっぱら刑務所で優雅に過ごしているアルドの弱みは大事な母親と妹ジーナ。今宵のブリット嬢はピーセラの恋愛相手(この映画では前出のマリア・グラツィア・ブッチェラが担当）ではなく、この愛しき妹ジーナを演じている。



自分が優雅にムショ暮らしで留守の間に、残された家族の暮らし向きは下降線をたどり、愛しい妹ジーナが街のおんなに身を窶し・・・と、手下からのご注進に取り急ぎ脱獄したアルドはジーナを捜して・・・










因みにブリット嬢の後のバンの中でカメラの横に張り付いている御仁は、この映画の監督ヴィットリオ・デ・シーカご本人でありますな。


























手前のいかにもな帽子の男二人は、この映画のキーパーソン（？）、アルドを執拗に追う刑事たちね。