夜ごとの美女

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2010年 01月 18日

ジェーン・バーキン(Jane Birkin)「エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々」(1980)《前編》

エゴン・シーレのモデルにして恋人だったヴァリーの写真が殆ど残っていないので本人に似ているのかどうかは不明だが、描かれたヴァリーのポーズや表情から想像すると、ヘルベルト・フェーゼリー監督の映画「エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々」のヴァリー役のジェーン・バーキンは、その退廃的なイメージから、ボク的にはぴったりしすぎと思うくらいしっくりくるのだった。


[ジェーン・バーキン(Jane Birkin)「ベスト」(1999年)]


[クリスティーネ・カウフマン(Christine Kaufmann)「エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々」(1980年)]



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右はシーレ役のマチュー・カリエール。

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左は、シーレが雨の日に彼女を家に匿ったことで、未成年者誘拐で投獄される羽目になる、タチアナ役のカリーナ・ファレンスターン。これまたイメージ的にぴったりしすぎかも・・・。

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シーレがクリムトのアトリエでヴァリーと出逢う回想シーン・・・。

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by nightly | 2010-01-18 21:00 | 英吉利の女優 | Comments(8)
Commented by haha at 2010-01-19 23:25 x
nightlyさんは、この映画の感想はいかがですか?
私は・・まだ観ていないのです
ヴァリー役をジェーン・バーキン・・・私のイメージとは
違ったので、ちょっと興味が薄れてしまいました
・・・うまく言えないのですが、私の中では「バリー」ではなくて「ヴァリー」
バイオリンとヴァイオリンの違いみたいな感じです
なんのこっちゃですね(笑)

でも、こうして観ると、やはり雰囲気いいですね
後篇・・楽しみです^^
Commented by lalaki at 2010-01-20 10:32 x
違います、確かに。
ヴィエナとか、シーレとかの少々病的なものとは違い、やっぱりパーキンは生命感に溢れておりますからな。。

これはしかし、イギリスはラファエル前派:ロセッティのモデルである「ジェーン・バーディン」を彷彿とさせますな。。。ヴィクトリアなゴージャスさがございます。
Commented by haha at 2010-01-20 23:36 x
むむむ・・・
私は、ジェーン・バーキンの映画をほとんど観たことがないし
彼女のことは、セルジュ・ゲンズブールの妻だったこと、その子どもがシャルロットであることくらいしか分からないのですが、そういうニュアンスとは違います

きっとこの映画は、彼女であって良かったのでは・・?
・・私が監督だったら、クリスティーネ・カウフマンを2役にするかもです^^;

Commented by haha at 2010-01-21 22:08 x
むむむ・・・
↑我がコメント・・改めて読むと、なんだかいっちょまえナマイキ言ってます
失礼ばいたしました(反省)
Commented by nightly at 2010-01-22 23:37
hahaさん、こんばんは
この映画は、もちろんシーレが好きだから観ようと思った訳ですが、
実はこの映画を初めて観た頃は、クリスティーネ・カウフマンにぞっこんな状態で、あまり冷静ではなかったと思います。
その後観返すにつけ、この映画はヴァリーを描いた映画だと確信するに至ったわけであります。

しかし、なるほど、「バリー」ではなくて「ヴァリー」
バイオリンとヴァイオリンの違いというのはなんとなくクリスタル(って、古っ!)じゃあなくて、
言い得て妙ですね。

それから、クリスティーネ・カウフマンを2役にすると言うアイデアも面白そうです。

もうひとつのそれから、ナマイキ言って全然かまいませんから!
Commented by nightly at 2010-01-22 23:55
lalakiさん、こんばんは

ひととき、このブログがアカデミックな美術倶楽部の様相を呈し、
恐悦至極であります。
だがしかし、ボクのバーキン像というのは昔から
未成熟の肉体に宿る成熟した官能!?なんですが・・・
Commented by lalaki at 2010-01-25 13:39 x
う~む、キューブリックの「ロリータ」を、その主人公であるハンバート教授と同世代になるにつれ、真剣に観てしまう私にとって、「未成熟の肉体に宿る成熟した官能」の器については、やはり10代も中頃まででないと・・・、個人的な事情で失礼いたしました。。。!
Commented by nightly at 2010-01-26 23:21
なるほど!lalakiさん、キューブリックの「ロリータ」できましたかっ!
このまま行くと論争に迄発展しそうなのでこのテーマは改めて次の機会に・・・う〜む、おもしろそう!


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