イザベル・アジャーニ（Isabelle Adjani）「死への逃避行」（1983）《前編》

続・夜ごとの悪女『我が銀幕の三大悪女』其の参・・・“タカの目"を曇らせたのは、標的を変える度に名前を変えるカトリーヌの、その度に変わる瞳の色のせい？・・・《前編》

主人公の“タカの目”と異名をとる私立探偵（ミシェル・セロー）は、金持ちのぼんぼんが付き合っている女（イザベル・アジャーニ）の身元調査を担当することになるが、尾行を続けていくうちにそれは思わぬ方向へ展開していくのだった・・・。
イザベル・アジャーニに演じるカトリーヌ・レリスは、自分の美貌を餌に近づいてくる金持ちの男たち（時には女も）を誘惑してはあっさりと殺すということを繰り返す美しき悪女。その度にルーシー、イブ、ドロテア、アリアーヌと名前、キャラクター、髪型、そして瞳の色を変えて・・・。


［イザベル・アジャーニ（Isabelle Adjani）「PULL MARINE」（1983年）］




尾行の始まりはこの運命的な接近遭遇から・・・かな？


右は最初の標的の金持ちのぼんぼんね。








因みにストーリーは“タカの目”のモノローグで進行していく。










おっと、次の標的ね。






一仕事終えて・・・










カトリーヌの愛読書「ハムレット」。














今回の標的は、女！