最近はすっかりお歳を召して、ケイト・ハドソンのお母さんという地位に甘んじているゴールディ・ホーン(1945〜)が、キュートで最も輝いていた頃に、実は吹き込んだレコードがあったことに今頃気が付いて、贔屓女優が歌うことに執着する僕としてはこれはひとまず聴かずばなるまいと、今宵、登板となったわけであります。
やはりカントリーライクな作りのアルバムだけど、ポップでキュートでとてもチャーミングなアルバムに仕上がっている。聴いているとなんだか昔々縁側に干した布団の匂いとぬくもりに包まれたような、懐かしい幸せな気分に浸れた。