フランス人のクロディーヌだから、たどたどしい英語というのは必然である!?ところがこのアルバムの1曲目の「男と女」、フランス語で語りと歌をやっているのだが、これも十分にたどたどしい!そう、クロディーヌは存在自体がたどたどしいのだ。そのたどたどしさが70年代以降の彼女の不幸を呼んだのかもしれない。
さて、レーベルはA&M、プロデュースがトミー・リプーマ、アレンジにニック・デ・カロ、でもってたどたどしいクロディーヌのウィスパー・ヴォイス!すべて世は事もなし、ってか?!
[クロディーヌ・ロンジェ(Claudine Longet)「パーティ」(1968年)]