殆ど笑わないおんな。黒が似合うおんな。女優ジャンヌ・モロー(1928〜)ははっきり言うとボクの趣味ではない。どうしても「突然炎のごとく」の、彼女を巡るジュールとジムの二人の男の悲劇を理解できない。と、言いつつ結構観てるけど、ジャンヌが出てる映画。最近たまたま観た「愛すべき女・女たち」(1967年)にも出ていて、これはちょっとお茶目なジャンヌが可愛かった。
さてそんなジャンヌだが、歌い手の彼女はユーモアとエスプリに溢れていて、何とも可憐でコケティッシュ!このアルバム、歌うフランス女優をコレクションした好企画ものの一枚。中でもこれはダントツかも。