鈴木清順せんせのこの映画に小百合様がキャスティングされたのは、どうやら会社の意向だったらしい。いずれにせよ小百合様の出番も少なく、ましてや本筋とは一向に交わることなく川地民夫扮する高校生(ったって、ちょっと老けすぎとちゃう?!)杉田次郎が一人ですねまくって、ガールフレンドを道連れに最後は自滅するという、不条理で後味の悪い作品。交わらなくて、ホント良かった!
とは言うものの、少ない出番ながら、やっぱり存在感が他の女優さんたちとは桁違い!(他の女優さん、ごめんなさい。なんたって、自称サユリストですから・・・)
[吉永小百合(Sayuri Yoshinaga)「霧笛が俺を呼んでいる」(1960年)]
[吉永小百合(Sayuri Yoshinaga)「拳銃無頼帖 不敵に笑う男」(1960年)]
川地民夫が抱いているワンこが小百合様の愛犬。
このオトコは小百合様のお兄さん。
ホント、たったこれだけなんです、出番。
これは予告編からのシーン。が、本編にはこんなシーン、なかったぞ!!