ジャズには不案内な僕がH.メリルと聞いて、思い浮かべるのは、
You'd Be So Nice To Come Home という歌曲ぐらいですが、
彼女が(彼女も…)カントリーのアルバムを残していたとは初耳でした。
先頃、亡くなったパティ・ペイジやブレンダ・リー、最近の現役バリバリでは、ノラ・ジョーンズなんかはC&W作品が多いようですが、アメリカでカントリー音楽は、日本の「演歌」の位置付けがピッタリ来るようで(もっとも最近は、テイラー・スイフトなどを代表として、だいぶ以前とは趣きが異なるようですが…)、とりあえず手っ取り早くレコードセールスに結び付きやすい音楽分野かと思われます。
日本でもジャズ関係の人が、歌謡曲のバック演奏や編曲を担当しているのと同様に、アメリカでも本業のジャズ音楽活動よりも、生活のために商業的カントリー音楽に関わるケースは少なくないでしょうか?
まぁマーケット的に大きなカントリーで“飯を喰って”、なかば“趣味”としてジャズを演奏したり、音楽シーンでステイタスを獲得してからジャズアルバムを発表するミュージシャンも見受けられますね?
ところでH.メリルのこのアルバムには、どんな曲が挿入されているのですか??