リン・フレデリックと共にボクのライフワーク(?)であるところの我がクリスティーネ・カウフマン(1945〜)、久方ぶりのお目見えであります。出し物は、エティエンヌ・ペリエ監督、スチュワート・グレンジャー主演の「放浪の剣豪(Swordsman of Siena)」。
スペインの保護下にあるシエナにロンドンから流れてきた来た用心棒稼業のトマス・スタンウッド(スチュワート・グレンジャー)は、ひょんなことでシエナの総督ドン・カルロスの婚約者オリエッタ(シルヴァ・コシナ)の用心棒を引き受けることになる。我がクリスティーネ嬢はそのオリエッタの妹で、ドン・カルロスを憎むセレネラを演じているのだ。
[クリスティーネ・カウフマン(Christine Kaufmann)「エゴン・シーレ/愛欲と陶酔の日々」(1980年)]