と言うわけで、遅ればせながらブラジリアン・スウィート・ガール、アレクシア・ボンテンポ(1985〜)のセカンド・アルバムです。
今作はちょいと趣が違って、ブラジルのカエターノ・ヴェローゾがブラジルの軍事政権から逃れロンドンに亡命していた頃を中心に作られた英語詩の曲のみのカヴァー集。そんな講釈は差し置いて、アコースティックでシンプルな演奏をバックに、アレクシアの甘く円やかなヴォーカルが猛暑に痛めつけられた身体を癒してくれる。
[アレクシア・ボンテンポ(Alexia Bomtempo)「アストロラビオ」(2008)]
[「夜ごとの美女暦」、9月は秋めいて夢みるブラジリアン・ガール、アレクシア・ボンテンポに決まり!]