ヨランタ・ウメッカ（Jolanta Umecka）「水の中のナイフ」（1962）其の壱

モノクロームの映像。哀愁のポーランド語。登場人物は完璧に三人だけ。湖上のヨット。バックに流れるのはモダン･ジャズ（音楽はお馴染みのクシシュトフ・コメダ）。脚本には「早春」のイェジー・スコリモフスキーが共同で参加。ポーランド生まれのロマン・ポランスキーがポーランドで撮った唯一の映画で、ポランスキー29歳の長編デビュー作品。お目当てはもちろん紅一点のヨランタ・ウメツカ。ボクにとっては彼女の存在がこの映画の全て！と言い切ってしまえるほど、何度観ても彼女のリアルな存在感と、官能が素晴らしい。











登場人物はこの三人だけ！スポーツライターで成功した夫とその妻、そして途中で拾ったヒッチハイクの青年。