2014年 01月 01日
明けましておめでとうございます。 我が埒もない「夜ご美」で、今年も一年、よろしくお付き合いの程をお願いいたします。 と言うわけで、2013年公開の映画ではすこぶるお気に入りの「オブリビオン」で、我が愛しのしかも哀愁のウクライナ出身の美女、オルガ・キュリレンコ(1979〜)が演じたジュリアの、哀しみをたたえた眼差しで新年を迎えることとします。
by nightly
| 2014-01-01 00:00
| ウクライナ
|
Comments(11)
Commented
by
Miss Universo
at 2014-01-12 18:25
x
Artcollectors (アートコレクターズ)2013年12月号「写実絵画はこんなに面白い」の表紙を飾ったのは「油彩による細密描写の、独特のミステリアスな雰囲気をたたえる作風にファンも多い古吉弘」先生のこの絵。
http://www.artrenewal.org/pages/viewartwork.php?filename=/artwork/2012-2013 Salon/4102_2356_Furuyoshi_Figurative_Maya_primary_image-large.jpg 氏の画風が大好きでしたので嬉しくて。主宰されるブログも幾多の知られざる名画を製作者ならではの視点で紹介して下さる贅沢きわまりないもので、絵好きには堪りません。 『看聞日記 画家・古吉弘のとりとめのない日記』 http://paintingsfuruyoshi.blog56.fc2.com/ ウィーン幻想派がお好きだというnightly先生にも、写実的でありながら幻想的な古吉先生の作風は気に入って頂けるのではないかと。製作過程も面白くその麗しい筆捌きに溜息がでます。以下ブグローの模写です。 http://paintingsfuruyoshi.blog56.fc2.com/blog-category-2.html 美しいものを前にすると周りが見えなくなるのですが、先日は道を横切ろうとして車に轢かれそうになりました^^;心揺さぶられる美は、生きる意欲を与えてくれるのです。
0
Commented
by
nightly at 2014-01-14 23:15
いやはや世の中にはディープな道を進まれる方がいらっしゃるものですね。Miss Universoさんの情報の取捨選択は、いつもボクの錆び付いた脳髄を刺激してくれます。ありがとうございます。
さて、我が「夜ご美」と致しましては、“心揺さぶられる美女は、生きる悦びを与えてくれる”のであります。
Commented
by
Miss Universo
at 2014-01-19 16:27
x
天使を描き続けたブグロー、フランス画壇の巨匠となってからは趣味全開で美少女ばかり描きつつ、官展の審査員として印象派を落選させまくったという困ったオジサンでしたが、正直に清廉な女性の美を讃え続けたその気品漂う筆捌きは圧巻です。
ウィリアム・ブグロー の甘美な絵画 http://www.abaxjp.com/bouguereau/bouguereau.html さて昨日の池田信夫のブロゴス記事には同感でした。べつに老人に限らず若者も似たような状況の「近代のなれの果て」です。 終末論と人生の目的 http://blogos.com/article/78226/?axis=b:80 “高齢化社会で多くの老人は、孤独な老後を過ごさなければならない。彼らにとってもっとも切実な問題は年金でも医療でもなく、目的の喪失だ。仕事や家族を失った老人は「自分の人生はこれでよかったのか」という疑問や後悔で鬱病になり、時には死を選ぶ。これほど物質的にめぐまれた日本で、旧社会主義国とならぶほど自殺率が高い原因は、戦後ながくなじんできた会社や地域共同体などのアイデンティティの崩壊だろう。~キリスト教は終末論でこの問題を乗り超えたが、~目的意識のない日本人は、これから長い老後を何を信じて生きればいいのだろうか。”
Commented
by
nightly at 2014-01-26 23:32
Miss Universoさん、こんばんは
“京の冬の旅”という惹句に誘われて京都小旅行をかみさんと愉しんできました。 いつもいつも知的な刺激をありがとうございます。 目的意識のない日本人の小生ですが、老後は(今からですが)できる限り沢山の映画を観、沢山の音楽を聴きたいと思うのであります。
Commented
by
Miss Universo
at 2014-01-29 22:50
x
目的意識のない日本人とは僕のことです。だからこそ美に耽溺することでどうにか生き長らえてきたのです。絵画や音楽に生かされてきたようなものです。それだけに世の醜いものを憎むようにもなりました。僕は電車の俗悪な吊革広告を目にするのが嫌でたまりません。テレビや週刊誌が垂れ流す悪意あるスキャンダリズムに嬉々として群がる人々に嫌悪感を催します。それを取り巻く人間に醜い「我執」しか感じないからです。「目的を持たない人間」の惨めな末路。小生にとって主の教えはつまらぬ自我への執着を断ち切るためにどうしても必要なものでした。神の援けなしに「自我という牢獄」から抜け出るのは至難です。そしてそこに繋がれている限り人は幸せにはなれません。
美しいものは人を創造に導き、醜いものは世を破滅に導きます。nightly先生は「夜ご美」で御自身の琴線にふれる映画や音楽を広く世に問われることで充分、それらの美に酬いられておいでです。社会的に有意義な事業にも尽力されています。それにひきかえ小生は自分を救ってくれた美しいものに何ひとつ報いることができていない。お恥ずかしいです。せめてその尊さに、心の中で掌を合わせるばかりです。
Commented
by
Miss Universo
at 2014-01-31 02:00
x
nightly先生、こんばんは。
いま六本木ヒルズ森タワー52F「森ビルアーツセンターギャラリー」にて『ラファエル前派展』をやっているようです。 「テート美術館の至宝 ラファエル前派展 ~英国ヴィクトリア朝絵画の夢~」 http://prb2014.jp/artworks/ “ラファエル前派”といえば唯美主義だそうで、解説によれば「ラファエル前派の画家たちは聖書を人間ドラマの宝庫と見なし、神の教えというより文学的、詩的な意味を求める対象とした。」、「近代社会に背を向けてひたすら理想化されたヴィジョンを描いたバーン=ジョーンズは、ヴィクトリア朝期の英国の物質至上主義に対抗する別の世界を提示しようとした。」とありナルホドです。 この貴重な機会を逃すわけには参りませんので、近いうちに行ってこようと思います。
Commented
by
nightly at 2014-02-01 00:37
Miss Universoさん、こんばんは
何はなくともアートですね。最近気になったアートといえば「オブリビオン」の中で、キーワードのように登場したアンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」と、ファッション写真家マックス・ヴァドゥクルの「Balthus Obsession」や原久路の「バルテュス絵画の考察」からバルテュスの妖しい世界に誘われて・・・と、兎に角僕は正統的な美よりかなり屈折した美に惹かれる質なんです。何しろエゴン・シーレとルドンとサム・フランシスが僕の中のベスト・スリーな画家なものですから・・・。
Commented
by
Miss Universo
at 2014-02-08 22:52
x
フロムの愛するということ
「愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会の中で、より幸福に生きるための最高の技術である、とフロムはいう。ところで私たち現代人は、愛に渇えつつも現実には、そのエネルギーの大半を、成功、威信、金、権力というような目標をいかにして手に入れるかかに費やし、愛する技術を学ぼうとはしない」 nightly先生こんばんは。NHKの「100分de名著」なる番組でこの2月、4回に亘ってエーリッヒ・フロムの『愛するということ』を取りあげるようです。ベストセラーランキングに顔を出していてオッと思っていたのですがそういうことだったんですね。アマゾンでは売り切れ、そちらの膨大なレビューからも読者の真摯な感銘が伝わってきて涙。。以下NHK同番組の紹介サイトです。 http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/30_ai/index.html かつて苦しんでいたときに読んで心の底から共感できた本ですが、真面目な淑女に相応しいこの本。ホントは男どもにこそ読まれねばならないんですけどね、粗野でない男なんて十人に一人もいませんから。女性は同世代にそうした男性を見出すことが幸せへの近道、なかなか難しいでしょうが。
Commented
by
nightly at 2014-02-15 00:04
Miss Universoさん、豪雪の被害はいかがですか?
“愛するということ”について、正しくそうなんでしょうね。 四の五の言わずに“Love & Peace”なんですよね。 と言うわけで、先の選挙の顛末とか顧みますに、つくづく日本人ってきっちり反省しない民族だと言うことがようく解りました。
Commented
by
Miss Universo
at 2014-02-15 01:50
x
アハハnightly先生、こんばんは。言われてみますと先のフロムの引用、まちがって都知事になっちゃった方へのウププな皮肉にも思えて参りますね^^;
たまには雪もいいものでして、帰り道ちょうど粉雪が斜めに綺麗に舞い落ちてくる光景がまるで映画のセットで撮影でもしているみたいで見とれてしまいました。後ろを振り返れば自分の足跡だけが残されているし、寂しいおっさんも雪の夜道でロマンチックな気分に浸れてトクした気分。そういえば今日はバレンタインデーでしたがグーグルのデザインが可愛いらしかったですね♪ さて“Love & Peace”といえばヒッピー&ジョン・レノンですが、これをフロム流に言い換えますと、こんなにスバラシイみことばになってしまうのです。 「誰かに『あなたを愛している』と言うことが出来るなら、『あなたを通して、すべての人を、世界を、私自身を愛している』と言えるはずだ。」 『愛するということ』のamazonレビューにもありますこの言葉、僕が「救われた」というのもこの意味においてなのです。自分の気持ちが伝わるって、ほんとうに嬉しいものです。まぁチョコなんて貰ったこともない小生が言うのもお恥ずかしいんですけれども^^;
Commented
by
nightly at 2014-02-16 23:22
Miss Universoさん、こんばんは。
先の震災で失ったモノと引き替えに“Love & Peace”の芽が根ずくかも知れないと願いましたが、残念ながら愛は欲によって駆逐されてしまったみたいですね。 |
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 日本の女優 日本の歌手 日本の楽器奏者 日本のアイドル 日本のモデル 日系の女優 日本のアーティスト 亜米利加の女優 亜米利加の歌手 亜米利加の楽器奏者 仏蘭西の女優 仏蘭西の歌手 仏蘭西のモデル 英吉利の歌手 英吉利の女優 英吉利の楽器奏者 英吉利のモデル 伊太利亜の歌手 伊太利亜の女優 伊太利亜の楽器奏者 独逸の歌手 独逸の女優 墺太利の歌手 墺太利のモデル 墺太利の女優 加奈陀の歌手 加奈陀の女優 加奈陀の楽器奏者 香港の女優 伯剌西爾の歌手 濠太剌利の歌手 露西亜の歌手 亜爾然丁の歌手 瑞典の女優 瑞典の歌手 アゼルバイジャンの楽器奏者 ルーマニアの歌手 ギリシャの歌手 ポーランドの歌手 ニュージーランドの歌手 和蘭の歌手 和蘭の女優 アイルランドの歌手 ノルウェーの歌手 瑞西の歌手 フィンランドの歌手 葡萄牙の歌手 濠太剌利の女優 中国の女優 中国の歌手 イスラエルの女優 丁抹の歌手 丁抹の女優 西班牙の女優 メキシコの歌手 メキシコの演奏家 ポーランドの女優 ベルギーの女優 ベルギーの歌手 ハンガリーの歌手 ユーゴスラヴィアの女優 ヴェトナムの歌手 フィリピンの歌手 韓国の歌手 独逸の写真家 西班牙の歌手 南アフリカの歌手 南アフリカの女優 独逸のファッションモデル 印度の女優 ニュージーランドの女優 亜米利加のモデル レバノンの女優 ルーマニアの女優 モロッコの女優 ウクライナの女優 アルジェリアの女優 瑞西の女優 亜爾然丁の女優 韓国の女優 台湾の女優 アイルランドの女優 ベネズエラの女優 伯剌西爾の女優 メキシコの女優 レバノンの女優 ドミニカ共和国の女優 ヴェトナムの女優 マレーシアの女優 etc. ジャマイカの女優 愛蘭の女優 玖馬の女優 未分類 以前の記事
2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 09月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 フォロー中のブログ
最新のコメント
Links
ライフログ
検索
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||