“天使の歌声”という惹句に弱いボクはこれまで何度かそれに惹かれてCDを購入したが、たいがい「ホントかよ?!」という結果に終わることの方が多かった。ところが偶然手にしたヘイリー(1987〜)のファーストアルバム「ピュア」(2003年)は、まさにそのコピー通りで、ボクは限りなく天使に近い歌声を耳にしたのだった。そして、2歳おとなの女に近づいたヘイリーはさらに純度を高め、ボクらの前に再び舞い降りたのである。
今回も多彩な選曲だが、多分、ヘイリーはどんな曲も天使の歌声に変えてしまう、それが彼女の才能の正体であるような気がする。

随分大人っぽくなりましたねー・・・。