しばし、おやぢの妄想をかき立てる魔女を求めん!・・・で、今宵の魔女はアリーヤ(1979〜2001)に決めた!っと・・・って、彼女は魔女ではなく吸血鬼!それもヴァンパイアの母にしてもっとも邪悪な伝説の女王アカーシャ!!
ボクは実を言えばアリーヤは女優として知ったのが先だった。ジェット・リー主演の「ロミオ・マスト・ダイ」(2000)で、アリーヤの可愛さにまいたのがそもそもの始まり。ま、映画自体はアリーヤに出逢えたし、彼女の歌も聴けたのだから良しとしよう。次に出演したのが「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」で、これは彼女の死後、公開された。これはアリーヤの妖艶さだけが救いの映画だった。このあとに「マトリックス」の続編への出演が決まっていたアリーヤだったが・・・。
このアルバムはベスト盤だが、昨今のヒップホップ系の露出過多のおねいさんたちとは一線を画した、ナイーブで内省的な歌声に包まれる快感に浸れる。