映画「-北村透谷- わが冬の歌」(1977)の樋口一葉役でデビューした藤真利子(1955/06/18~)のぷちぷち顔がとても新鮮でした。と言うことで、ならばここらで藤真利子を銀幕の隅?まで追いかけることにしましょうと、先ずは野村芳太郎監督による松本清張原作のピカレスクなサスペンス映画「わるいやつら」を取り上げることに。ここでも赤味を帯びたほとんどノーメークと思しきご尊顔を愛でることができました。
ちょっとだけ映画のさわりに触れますが・・・、
親から受け継いだ病院は火の車。そんな医院長戸谷信一(片岡孝夫=これがまたはまり役です!)は妻との別居中に取っ替え引っ替え愛人を作り金を巻き上げては火の車に水を掛けるしょうもない奴。その餌食の一人、横武たつ子を藤真利子は演じているわけです。
で、いきなりなシーンから始まり恐縮ですが・・・。
信一は医者の立場を悪用して、たつ子に夫に呑ませるよう薬一包を手渡そうとしているのであります・・・って、どんな処方薬かは想像できますよね。