ボクがリアルタイムで聴いた1960年代半ばのフレンチ・ポップスの御三家と言えば、シルヴィ・バルタン、フランス・ギャル、シャンタル・ゴヤの三人娘。中でも一番の贔屓は、実はシャンタル・ゴヤ(1946〜)だった!多分歌は一番下手っぴーだったと思うが、少年のボクは彼女の儚げな歌と佇まいにセンチメンタル・シティー・ロマンスな恋心を抱いたのだった。そんなシャンタル・ゴヤの主演映画「男性・女性」を観たら、当然の帰結としてこのベスト盤鑑賞となった次第。映画の話は後日改めて紹介するとして、今宵は60年代半ばの空気を呼吸して眠りに就くことにしよう。