ロシアで生まれ、カナダでデビューしたソフィー・ミルマンのファーストアルバム。今、一番旬なお気に入りのジャズシンガー。何と!弱冠22歳ながら成熟したおとなの女の色気が充満している。
軽快なジョビンのボサノバ「Agua De Beber」から始まり、ジャズではスタンダードな「The Man I love」やフランス語で歌われるピアフの「La Vie En Rose」、これは意外な「My Heart Belongs To Daddy」、ロシア民謡(勿論ロシア語ね)「黒い瞳」など選曲がおもしろくて飽きさせない内容である。