映画「ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜」のサウンドトラックで気になっていた歌(声)があって、それがアメリカのプリマドンナ、ルネ・フレミング(1959〜)だった。いつかちゃんと聴いてみようと思っていたら、HMVでこんなCDを見つけた。世界のディーヴァの長年の夢、ルネ・フレミングのポピュラー・ソング集!しかもどうやら彼女はジャズを歌っているらしい。早速ゲットして聴いてみた。
のっけから、ピアノ(Fred Hersch)だけをバックに歌う1曲目の「Haunted Heart」のソウルフルな歌声に圧倒されてしまった。全曲、ピアノとギターだけをバックに、肝っ玉マザーの豊かな胸に抱かれているようなルネの歌心にただただうっとりしてしまう。
ただし、全曲通して聴くのはやめた方が良いかも。かなりディープなんで、きりの良いところで止めて、次の夜にまわそう!