昨夜に引き続きフレンチ娘なれど、ずいぶん趣が違う。やはりボクには節操などは皆目持ち合わせがないようだ。ララ・ファビアンのワールドワイド・デビュー・アルバム。セリーヌ・ディオンの対抗馬ということで、かなりまっとうすぎる気もするが、歌唱力があるのでどんなに力が入った曲でも、安心して聴いてられて気持ちがいい。
ララはこのアルバムを英語で歌っているのだが、最初と最後にアルビノーニのアダージョに歌詞を付けた曲が入っていて、実は最後のバージョンはイタリア語なのだった。フランスは敵国イタリアにエールを送る余裕をかませている訳なのだね。