このところ映画ばかり観て、音楽をほとんど聴いていなかった。その反動みたいに今日は仕事をしながら、あるいは電車で移動中のiPodで、フィリッパ・ジョルダーノ(1974〜)のこのアルバムを数回繰り返し聴いた。このアルバムを入手した最初の頃もこんな風に立て続けに繰り返して聴いた記憶がある。その後ちょっと際物っぽさから正統へ転向し、フィリッパをしばらく聴いていなかったけど、急に思い出して聴いたら、またどツボに嵌ってしまった。なんとなくカタルシス・・・フィリッパの自在な歌唱は、一度味わうとクセになるヤバイ麻薬のような魔力がある。