正直、最近のジャズの情報に疎いボクとしては、たまたま出逢ったこのてのアルバムの氏素性を知るすべはネットでの検索しかない。探せばいろいろそれでも手がかりは断片的に見つかるのだけれど、そのピースを継ぎ接ぎしてもなかなか正体がはっきりしない。ま、そんなことに気をとられる前に音楽自体を愉しむに越したことはない。ヴェンケ・ガウスダール(ウェンチェ・ガウスダル?)の北欧特有の民族的なニュアンス溢れるヴォーカルが紡ぐジャズ、ロック、フォーク的音世界が新鮮で愉しい。どうやら彼女はノルウェーのピアニスト、ダグ・アーネセンの奥方らしい。