シャレード (2002) 其の壱
アンナ・カリーナ(1940〜)さまがこの映画の中で歌っておられます!ということは、この時御歳62歳!
あのヘップバーンとケイリー・グラントが1963年に共演したミステリー・コメディの傑作と言われている「シャレード」の、これはリメイク版。「愛されちゃってマフィア」や「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督作品。
この映画でアンナはレイチェル・ポートマン(女性で初めてアカデミー音楽賞を受賞した方〈因みに1996年、グウィネス・パルトロー初主演作「Emma エマ」で受賞〉)とともに音楽を担当。ついでに映画の中のパリのクラブのシーンで歌っておられる訳です。
この映画、一般の映画レビューはほとんど芳しくない。日本未公開、リメイク作品と言うことでオリジナルとの比較がもっぱらされているわけだが、ボクはオリジナルとは別物の、フランス映画に対するジョナサン・デミのオマージュと勝手に解釈して、映画にちりばめられた仕掛けを見つけては含み笑いを抑えることなく、愉しませて貰った。
取り急ぎアンナが歌っているシーンね。
これが主演のタンディ・ニュートンとマーク・ウォールバーグ。
なんだか、とっても凄味のあるお声でした・・・!?
[アンナ・カリーナ(Anna Karina)「chansons de films」(1960年〜)]
[アンナ・カリーナ(Anna Karina)「恋物語」(2000年)]