1974年生まれのラウラ・パウジーニは、1993年のサンレモ音楽祭で衝撃的なデビューを飾り、最優秀新人賞を受賞した、イタリアの国民的歌手であるらしい。というのもこのアルバムを偶然手にするまで、恥ずかしながらボクはラウラ・パウジーニの存在さえ知らなかった。HMVのwebストアで何枚かのCDに紛れて購入したらしい。だから正直期待すら抱いていなかった。
案の定、最初に聴いたときはイタリア語恐怖症(学生の頃、趣味でもないのにパゾリーニの映画を何本も観て、結果、イタリア語のあのデリカシーレスのイントネーションが耳について、その後イタリア語は極力避けるようになってしまった)が蘇りそうになった。が、にもかかわらず、何度も聴き直している。多分そうさせるsomethin' elseがあったのだろう。そして、今やラウラ・パウジーニなしには生きていけない体になってしまった。10曲目の「真実の愛」、何度聞いても鳥肌が立つほど切ない!