以前、友人の久我山散人から差し入れのあったケイ・リラ(1971〜)のCD「KANDAGAWA」。タイトル・チューンは紛れもなくかぐや姫の1973年のヒット曲「神田川」で、これにはちょっと退いてしまったボクだったが・・・。
ところで、知ってるつもりで実は良くは知らないボサノヴァの歴史を今になって、ちょっとかじってみようと観た2006年ブラジル制作のドキュメンタリー映画「ディス・イズ・ボサノヴァ」(監督・脚本:パウロ・チアゴ)。
映画の冒頭でリオの海を前にしたふたりの爺さまの会話は・・・
ホベルト・メネスカル「ボサノヴァはリオならではの音楽だな」
カルロス・リラ「コパカバーナで生まれて、イパネマに来たんだ」
カルロス・リラ「サンバがリオに来たように」
ホベルト・メネスカル「ボサノヴァの旅は短いな」
実は映画はこの爺さまのひとり、カルロス・リラのギターの弾き語りから始まるのだが、曲はカルロス・リラとヴィニシウス・ヂ・モライスが共作した「もっとも美しいもの / Coisa Mais Linda」。そう、ボサノヴァはもっとも美しいものというわけだ。
それにつけてもこの映画に登場する老人たちは実に無邪気でカッコいい!
さて、この映画の中でカルロス・リラは愛娘のケイ・リラと2曲競演している。
そんな微笑ましいシーンを拾ってみたら・・・。
・・・うーむ、ケイ・リラ、かあいいなー・・・