これもまた何の予備知識もなく、タイトルと美女ジャケに惹かれて購入した一枚。動機は不純でも結果が良ければそれは正しき行いとなる。全面にバンドネオンのセンチメンタル・シティー・ロマンスなアレンジで、ガブリエラ嬢の絹のごとき歌声がボサノバライクにたゆたっていく。おお!極上の酔い心地!・・・って、ボクは、そういえば下戸だった!・・・さて、彼女のオリジナル曲に混ぜてのスタンダードな選曲は、どうやらビリー・ホリデイへのオマージュらしい?!
いろいろ調べてみたら、彼女はすでに10年以上もこの世界で活躍されているそうで、我が伝説のデュオ「ザ・ピーナッツ」をサルサでカバーした「SALSA PEANUTS/ Salsa Peanuts (1992)[Toshiba EMI]」なるアルバムにデュオの片割れで参加、是非聴いてみたいものである。